りゅうおうのおしごと!
ライトノベルを①~⑨まで読んだので感想書きます。
将棋界ファンブック
作中での将棋プロの制度が現実と同じであるうえ、実在の棋士を元ネタにした人物がたくさん出てきます。
主人公の九頭竜は渡辺、名人は羽生、歩夢は佐藤天(+豊島?)、清滝は米長、生石は久保、椚は藤井聡みたいに。
僕は将棋のルールすら知らないので将棋の戦い自体の元ネタはわかりませんが、ぐぐってみると結構元ネタがあるようです。
現実の将棋界と違って作中では因縁と必然によって対戦が決まり、勝負が決するので非常に面白いです。ザックリいうとアツい。
銀子
やはりここですね。三段に昇段し、おそらく次巻で三段リーグが描かれることでしょう。
作中では時間を大きく進められないという制約があるので描けるとしても最初の半年でしょうけど、大体以下のような出来事が起きると思います。
- 椚創多が1期で昇段する
- 昇段を決めた記念に銀子がボコボコにされる
- 年齢制限のかかった奨励会員に銀子がとどめを刺す
- 銀子の精神が崩壊する
- 立ち直る
楽しみで仕方ないですね。これだけで5冊くらいやってもいい。
今後
あいと天衣は女流棋士になりましたが、奨励会に入れる才能は持ち合わせているので、おそらくそこも描かれるのかなあと。
気になるのは作品の締め方ですね。考慮すべきなのは、この作品が他のフィクションと違い、いわゆる「サザエさん時空」が使えないことです。例えば銀子が昇段するにはおそらく作中で数年かかるでしょうが、それは同時にJS勢が一緒に年を取ることを意味します。
一応候補を挙げました。
- あい(天衣)女流タイトル獲得
- 銀子四段昇段
- 九頭竜永世竜王獲得
- 九頭竜名人獲得
- あい(天衣)四段昇段
ちなみに作中時間ではやく起こりそうな順に並べています。
いずれの終わり方にしても、作中のキャラが成長してしまうので、着地が難しいだろうなあと思っています。
まとめ
銀髪は良い